送迎ドライバーの仕事内容は?

介護職における業務のひとつに送迎ドライバーがあります。仕事内容は、通所介護施設を利用する要介護者の人々を車に乗せて、自宅・施設間を送迎することです。なかには送迎だけでなく、施設の清掃やメンテナンスなどの業務を兼用している職場もあります。介護施設送迎ドライバーをやるために必要な資格は、自動車普通免許です。年齢は50~60代も高齢者も対象となっているので、普通免許さえあれば年齢を気にすることなくできる仕事といえるでしょう。

しかし、送迎ドライバーはただ送迎するだけの役割とはいえ、要介護者と接する仕事です。そのため、ドライバーも、介護に関する知識が必要であると主張する職場もあります。そのような職場がドライバー募集の際に挙げている条件は「介護職員初任者研修・取得者」です。ドライバーもこの資格取得を必須としているところもあります。この資格の取得はそれほど困難ではないので、取得しておいて損はない資格といえるでしょう。

送迎ドライバーは、一般的にアルバイトという雇用形態のケースが多く、都内では定年を迎えた人が自身のセカンドキャリアとして選んでいる傾向が多く見られるのが特徴です。そのため送迎ドライバーの年齢層は、60代が多いといわれています。若い年齢の人で「アルバイト扱いではなく、ボーナスもある良い条件の雇用形態に就いて稼ぎたい」と考えている人の場合は、それほど向いている仕事ではないかもしれません。